建築とは建築物をつくる人間の行為

あるいはその行為によってつくりだされた建築物をいう。

一面では建築する行為の物的な所産であり、また一面では建築物を産出する技術でもある。

建築物は生活の場として直接人間の生活にかかわり、その技術も人間の生活を究極の目的とする行為である。したがって建築は、建築物をつくる行為を通じて、生存し生活する人間存在のすべての局面にわたって、それらの全体に関与し責任をもつ、あくまでも人間に密着した主体的行為としての技術である。